アスペルガー症候群にまつわる体験談

 

人間関係の構築と変わろうとする気持ちが大切

2017.11.6更新

 

20代女性

 

発病までの背景

 家族構成は、両親と弟が一人、四人家族でした。
 他人に対して興味がない、集団行動に適さないタイプでした。
 これは私だけでなく、両親も弟も家族全員そうだったのです。
 よくアスペルガーの両親からはアスペルガーの子供が生まれるという話を思い出します。
 両親は二人とも国立大学の教授でした。地元の祭りや運動会にも無関心な家族でした。

 

大人になって現れたアスペルガー症候群の症状

 会社では仕事以外の人づきあいを求められます。私はその意義を見出せず、つらい時期を送っていました。
 会社は仕事をするところと割り切っていましたから、お酒の席には参加しなかったのです。

 

 会社の人事は会議室よりもお酒の席で決まることが多いそうです。私がそれを知ったときには既に遅かったのです。それだけが原因ではないとは思いますが、いつまでも希望していた花形の仕事にはつけませんでした。

 

 周囲に関心がないというアスペルガーの症状を疎ましく思いました。自分で自分が嫌になり自己嫌悪に陥りました。

 

 でも自分を責めてばかりでもしかたがない。どうやって他人と付き合っていくか真剣に考えるようになりました。人間関係を構築することも立派な仕事に一つなのです。

 

私が行った治療

 まずは診療内科を受診しました。しかし、相談するべき内容があまりわからなかったのです。通院は一度でやめてしまいました。

 

 その後、内科でリラックスできる薬などを処方してもらい、徐々に治療を行っていきました。薬は絶対に乱用しませんが、ドクターは私を信用してくれたからこそ処方してくれたのです。こんなふうにポジティブな考え方もできるようになっていきました。

 

 治療をしていくうえでドクターとの信頼関係が最も大切だと思いました。
 弟もこのころアスペルガー症候群に悩み、やはり職場での対人関係で困っていました。
 困ったときには、対処療法で薬を処方してくださるドクターとの出会いが大切だと弟に教えてあげました。とりあえずは私の先生を紹介しました。いい先生なので弟ともうまくコミュニケーションをとってくれたようです。

 

その後

 業務そのものばかりに目を向けず、人間関係の構築がまず大切だということを学びました。
 そうすると楽しく仕事をすることができたのです。

 

 でも、それはなかなか難しいこと。
 人との関わりが人生をより良いものにしていくのだということが、年を重ねてやっとわかってきました。

 

 両親は年を重ねても理解できませんでしたが、私にはできそうです。
 生まれた環境や遺伝などのせいにせずに、自分自身で変わるという気持ちがなければ何も始まらない。治療を通して学びました。

この体験談から学べること

病院に行ったほうがいいのかわかりません。

生活のなかで”生きづらさ”を感じたら、病院に行ってみましょう。これはアスペルガーに限ったことではありません。

 

そして、「治さないとこの先の人生苦労するんだなあ」と想像してみることが治療への意識を後押しします。

 

とはいえ、自分にアスペルガーの傾向があるかどうかなんて判断はつけにくいものです。そこで、是非こちらのテストをご活用くださいませ。

アスペルガー症候群の診断や治療は専門の医療機関にてお受けください。 =>アスペルガー症候群の大人が行く病院

 

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アスペルガー症候群の体験談「40歳の長男の話」
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抑うつ状態を治すための薬<をもらい、気持ちを前向きにすることに成功しました。この投薬治療によって、日常生活が過ごしやすくなりました。
アスペルガー症候群の体験談「自分の症状に合った治療を施してくれた」
アスペルガー症候群を含めた発達障害の症状は本当に人それぞれですので、その人の症状や性質に合わせた治療法を医師と共に考えていくことが大切だと思います。
アスペルガー症候群の体験談「トラブルを起こさない環境を作った」
アスペルガー症候群は病気では無く脳の性質だと知ってからは、出来るだけトラブルを起こさない環境作りを努力しました。
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アスペルガー症候群の体験談「お医者さんに何でも話すことで改善に向かった」
アスペルガー症候群を治す直接的な薬はありません。月に2回程度、メンタルクリニックを訪れ、生い立ち・辛い会社員生活のことを赤裸々に話し、開放感を覚えました。
アスペルガー症候群の体験談「完治する病気ではないけれど……」
アスペルガー症候群の症状は根本的に治すことはできませんが、自分自身で状態を理解し、それを伝えることで、周囲から理解を得られると教えていただきました。
アスペルガー症候群の体験談「離婚を機に自分の症状に向き合うようになった」
離婚してから自分で自分のことが許せなくて毎日苦しみました。しかし、元に戻ることはないという現実を受け止め、どうすれば人とうまくやっていけるのかを考えるようになりました。
アスペルガー症候群の体験談「診断を受けてから優しくなった」
薬を飲みだしてからは少しずつ夜も昼も眠れるようになりました。子供たちも私を心配してくれる様な様子を見せてくれるようになりました。それから半年位でしょうか、不思議とイライラが治まって行き、子供たちにも「優しくなった」と言われる様になりました。
アスペルガー症候群の体験談「不思議ちゃんといわれた私の悩み」
私は小さい頃からよく”不思議ちゃん”と言われていました。見た目は真面目で、実際、勉強熱心でもありました。
アスペルガー症候群の体験談「アスペルガーっぽい後輩を思いやることが改善に繋がった」
Webデザイナーとして働いています。そこにはアスペルガーっぽい後輩がいます。通常の人とは物の捉え方が違いますから、私なりに配慮して向き合うことを意識してます。
アスペルガー症候群の体験談「適切な処方薬により症状を抑えられた」
小さい医院でしたが、お医者さんはとても面倒を良く見てくれる人で、「薬を飲む治療法もあるけれど、嫌だったら、別の方法で」と選択肢をくれました。
アスペルガー症候群の体験談「人それぞれの考え方があることを理解できた」
子どもの頃は自分としては、何故だか理由もなくよく注意をされていたように思います。決まり事が自分の中で多数あって、みんなとは少し違う決まり事もあるようには感じていました。
アスペルガー症候群の体験談「薬や認知行動療法で改善した」
アスペルガーについては特に薬は処方されず、自分の行動を見直すための認知行動療法というものを行いました。
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アスペルガー症候群は薬で治るというものではなく、生まれた時から持っている性質だということをお医者さんから聞いて、すごくショックを受けました。
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私は色々な検査をした結果、「大人のアスペルガー症候群」だということを教えられました。私はショックを受けるかと思ったのですが、自分がどんな障害を持っているのかわかったので、むしろ安心感を覚えました。
アスペルガー症候群を抱える弟を支えながら見守っています
小さい時には、親も私も弟の事を、ただ気性の激しい、そして気難しい子供という認識で捉えていたのですが、高校生へと成長してくると人とのコミュニケーション能力がひどく欠落している事に気づきました。学校では友人が一人もおらず、毎日学校と家の往復だけであとは部屋にこもっているのです。
医師が私の話をなんでも肯定的に聞いてくれた
問題を抱えつつもなんとか社会生活ができているのは、かかりつけの医師のおかげだと思います。
集団行動が苦手で子供の頃から悩まされていた
集団行動が苦手で、運動会で披露するための皆でやらなければならないダンスを決められた通りに踊ることができず、体育館の隅っこでずっと座っていました。
感情が爆発して批判ばかりしてしまう
直接話している時はまだ普通なのですが、メール等の文面でのやりとりになると感情が爆発してしまいがちなのです。