子どものアスペルガー症候群

子どものアスペルガー症候群

 アスペルガー症候群は子どもの頃からその特性が現れます。

 

 成人のアスペルガーを疑われる方は子どもの頃に似たような特性はなかったか確認してみてください。

 

 また、お子さんを持つ方は子どもにアスペルガー症候群の特性がないか注意してみてあげてください。

 

アスペな大人 監修 精神科医 クラーヴァラ

監修医師より
 お子さんがアスペルガーや発達障害と診断されると「やっぱり、そうだったのか」とホッとされる親御さんが意外と多いです。

 

 診断されたことで悩みから開放されて、むしろ育て方の道標ができたと感じるのだそうです。

子どものアスペルガー症候群記事一覧

 アスペルガー症候群は発達障害のひとつです。 発達障害におけるアスペルガー症候群の定義、特性を紹介します。 まず、発達障害は大きく次の3つに分類されます。精神遅滞…機能の全般的な遅れがみられる。知的障害。広汎性発達障害…発達や機能の遅れが広い範囲にわたっている(自閉症、アスペルガー症候群など)。特異的発達障害…全体的な能力は普通だが、読み書きや運動などの部分的な能力の遅れが見られる。 アスペルガー...

 発達障害の子どもには特徴的な行動があります。 アスペルガー症候群かもしれないと思っている大人の方は、小さい頃にこのような行動はなかったか思い出してみてください。 また、お子さんがいる方は、このような行動がないかチェックしてみてください。授業に集中できない。じっとしていられず、授業中でも歩きまわったりしている。ケンカが多い。1人で遊ぶことが多い。忘れ物が多い。特定の物を集めたり、何かにこだわって暗...

 アスペルガー症候群を含む発達障害は、何が原因で発症するかはっきりとは分かっていません。 ただ、脳の先天的または出産時による機能障害に原因があるのではと考えられています。 そのため、アスペルガー症候群は完全に「治る」病気とはいえません。 また、アスペルガー症候群を含む自閉症スペクトラムは、脳の機能障害に加えて、中枢神経系の異常が関係していると考えられています。 中枢神経系とは脳と脊髄を結んでいる神...

 乳幼児期でもアスペルガー症候群の特性を確認できることがあります。生後すぐ 生後すぐでは普通の赤ちゃんとほとんど変わらないと思ってよいでしょう。 たまに発達障害の赤ちゃんには次のような症状が現れることがあります。おなかがすいた時やおむつが濡れた時でも泣かない。ベッドで寝かされてもぐずったりせずにおとなしい。 これらが現れたとしても発達障害であるとは限りません。 症状の現れ方はさまざまなので、この時...

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

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