「アスペ」な大人

 

アスペルガー症候群の一般的な症状

 アスペルガー症候群は、発達障害の一種です。知的障害を伴わない高機能自閉症と同じく広汎性発達障害に分類されているもので、その特徴、症状としてコミュニケーションが甚だ苦手であるということがあげられます。

 

 アスペルガー症候群は基本的に学習面、運動面の発達においては問題がありません。言葉も流暢に話せますし計算もできます。走る、ジャンプなども一般的なレベルはこなせます。

 

 しかし、言葉を発することはできますが、流れを読みながら会話をすることができないのです。相手の気持ちを理解したり、何を求められているか察したりすることが非常に困難で、会話がちぐはぐになりがちです。

 

 たとえば、「雨が降りそうだから注意してね」と言われても、何を注意すればいいのかわかりません。「雨が降ると濡れてしまうから、傘を持って行ってね」と言えば理解できます。

 

 このように言葉の奥を読むことが出来ず、人の希望や指示の意図を察することができないのです。そのため、運動機能に問題はなくてもスポーツでチームプレイを行うことが困難になります。

 

 また、予定外のことに対応できなかったり、見通しを立てられなかったりといった症状もあります。加えて社会性の欠如もあります。一般的なルールを理解したり実行したりすることができないのです。たとえば、不幸があった人の前で笑ったり喜んだりしてしまいます。

 

 その一方で、自分が決めたルールを守ることは得意です。手順や作業フローなどに添えば、何度行っても、きっちりと同じ方法で実行できます。むしろそれに固執し、違った方法をとることを嫌い、融通がきかないという欠点が顕わになることも往々にしてあります。

 

 さらに、多くの音の中から任意のものを聞き取ることも苦手です。数人が同時に話をしていると、それらが全て耳に入るのです。その中から母親の声だけに集中して聞く、ということができません。これを選択的注意ができないといいます。

 

 このようにアスペルガー症候群の人は、学校、社会、家庭において、人と付き合っていく上で多くの問題を抱えています。症状の程度は様々で、比較的経度であれば自分に発達障害があると気づかないまま大人になる人もいます。そういう人は、アスペルガーである自覚を持たないまま、なんとなく人とうまくやっていけない生き辛さを感じながら、生活を送っているのです。

症状は治療で抑えることができる

 生きづらさをずっと抱えていると、社会生活に支障がでますし、うつ病や不安障害などの二次障害を発症することもあります。

 

 アスペルガー症候群においては、専門医による治療でその症状を抑えることができます。
 薬で症状を抑えることもできますし、認知行動療法によって、ネガティブな考え方を修正することもできます。

 

 アスペルガー症候群の症状で悩みをかかえているなら、少しでも早く専門医で受診しましょう。

最速でアスペルガーを改善したい方へ

 医療機関での治療が困難であったり、アスペルガー症候群とは診断されてないものの、その症状に悩んでいる方もいると思います。
 そういった方は自宅でできる改善プログラムはいかがでしょうか。
 こちらのページで紹介しています。⇒アスペルガー症候群改善プログラム

アスペルガー症候群の診断や治療は専門の医療機関にてお受けください。 =>アスペルガー症候群の大人が行く病院