アスペな大人の特徴

片付けができない

 アスペな私は、部屋の片付けが苦手です。

 

 片付けができない理由には、次のようなものが考えられます。

 

  • なまじっか記憶力が良いので、物を片付ける必要性を感じない。
  • 用済みのものには興味が無くなる。そのため、脱ぎっぱなし、出しっぱなしにしてしまう。
  • 優先順位をつけるのが苦手なので、片付けを効率的にできない。

 

 あなたにはこんな症状ありませんか?

 

片付けができない

「アスペ」な大人への接し方

 アスペルガー症候群の人はいっぺんにいろいろなことができません。

 

 片付けの手順を組んであげて、1つ1つ順番に作業させるようにしてあげましょう。

 

 時間がかかるかもしれませんが、根気強く対応してあげてください。

 

 そして、出したらしまう、脱いだらしまうといった基本的なルールを作るようにしましょう。

 

 手順を守ることは、むしろアスペルガーの人が得意とするところです。

 

 片付けをすることで部屋が合理的な配置になり、部屋のルールを守りやすくなると分かれば、アスペルガーの人はむしろ喜んで片付けをするようになるでしょう。

 

 片付けする時間を決めてしまうのも一つの手です。

 

 例えば、「毎週土曜日の20時は部屋全体を見直し、不必要なものがないかチェックしする時間」「日曜10時は物が散乱してないかチェックして、きちんと元の場所に戻す時間」などと決めてしまうのです。

 

 周りの方は片付けが習慣化されているかを適宜確認してくれると助かります。

 

 片付けができないという特徴は同じ発達障害であるADHDの特徴的な症状でもあります。

 

 片付けの改善方法などの参考にしてください。=>片付けができない|ADHDな大人

 

 私は片付けが苦手ですが、アドバイスを受けながら、今ではなんとかできるようにはなりました。

 

 

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

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