アスペルガーのタイプ
アスペルガー症候群は、対人関係の特徴によって、3つのタイプ分かれます。
積極奇異型アスペルガー
- 興味のあることであれば知らない人でも話しかけたり、馴れ馴れしく接したりする。
- 必要以上に大きな声で話す。
- 人と話す距離が近い。
- 突然、知っている知識を一方的に話したりする。
- 自分の言動によってトラブルが起こってもほとんど実感が無い。
受動型アスペルガー
- 自分から積極的に人と接しない。誘われればつきあう程度。
- 話しかけられても反応が乏しい。
- そっけない態度をとる。
- 集団の中で目立たない。
- 他人と関わる努力をしている状態の人もいる。
- 一見ではアスペルガー症候群とはわからない。
- いろいろ気を使うので生きづらさを感じやすく神経を疲弊しやすいタイプ。
孤立型アスペルガー
- 他人と関わるのが嫌い。
- 一人でいるのが好き。
- 一人でいるのが寂しいとは思わない。
- 誰にも邪魔されたくないという思いが強い。
アスペルガー症候群の診断は専門医で
上記のいずれかのタイプに似ているからといって、アスペルガー症候群であるとは限りません。
性格が社交的な場合もありますし、物静かな性格でひとりでいるのが好きという人もいます。
そういった人がすべて、アスペルガー症候群であるわけがありません。
アスペルガー症候群を含む発達障害の診断には、専門医での受診が必須です。
日常生活や社会生活に支障が出ていて、アスペルガー症候群かもしれないと思う方は、できるだけ早く受診しましょう。
アスペルガー症候群も他の病気同様、早期発見、早期治療が重要です。