アスペルガーの方への適切な指示の仕方
アスペルガーの方への適切な指示の仕方を紹介します。
あいまいな言葉、「あれ」「これ」といった指示代名詞、「あの」「この」といった連体詞、あいまいな期日や量、あいまいな手順で指示されるとアスペルガーの人は困ってしまいます。
「これいい感じでやっておいて」といった表現だと、何をやっていいかわかりません。
自分勝手なやり方で失敗してしまうかもしれません。
適切な指示の仕方
次のことに気をつけて指示してあげるとアスペルガーの方も助かります。
- 一度に複数の作業をさせない。
- 1つずつ作業を頼む。
- 必要なことだけを伝える。
- 文字や図などで伝えると理解されやすい。
- あいまいな表現を避ける。
- 5W2Hを伝える。できるだけ具体的に指示する。
- ミスしてもしからない。
- 「きちんと」「適切に」といった抽象的な言葉は使わない。
- 変更が生じたら、その後の予定や見通しを伝える。
5W2Hを明確にした指示は、誤解を防ぎ、効率的に仕事を進めるうえでも大切です。
アスペルガーの方は反復作業を得意とします。
特に興味を示した作業には驚異的な力を発揮します。
素晴らしい成果を生むことも往々にしてありますので、適切な指示をするよう心がけましょう。