アスペな大人の特徴

お金の管理ができない

 アスペな私はお金の管理が苦手です。

 

 どんぶり勘定では済まないくらいです。

 

 宴会の幹事をさせられたときは本当に困りました。

 

 お金を集めて、お店と打ち合わせ、宴会のあとに支払いをする、そして領収書をもらう。

 

 これだけのことですが、もう混乱のしっぱなし、緊張のしっぱなし。

 

 集めたお金より、お店に支払う額のほうが多くなってしまったこともありました。

 

 一人ずつ超過分集めるのも億劫だし、混乱するし、なんだか悪い気もするし、結局、足りない分はこっそり自分で払いました。

 

 お金で困ると言えば、私は街で気に入ったものを見つけると、後先考えず買ってしまうクセがあります。

 

 普通の衝動買いでしたら、皆さんにもあると思うのですが、私の場合は、お金がピンチのときでも買ってしまうのです。

 

 借金をしてしまうことも少なくありませんでした。

 

 あなたにはこんな症状ありませんか?

 

お金の管理ができない

「アスペ」な大人への接し方・本人による対策

 私のような”アスペな大人”には、お金の管理を任せないほうが懸命です。

 

 お金を扱う問題はトラブルになりやすく、友人関係なども簡単に崩れてしまうこともあります。

 

 場の空気を読むことも難しく、みんなけっこうお腹いっぱいになっているのに、重い食べ物を人数分注文してしまったこともありました。

 

 私の場合、今は、周りの人が私がアスペなのを知っているので、お金の管理はさせないようにしてくれています。

 

 アスペルガー症候群の方にはできるだけお金の管理を任せず、お金の管理を任せるにしても、その方1人ではなく、サポートしてくれる人を用意してあげると良いでしょう。

 

 衝動買いは計画性の無さから起こるものです。

 

 そこで「前日までに当日の予定をリストアップしておく」ようにアドバイスされました。

 

 計画を立てないから、急に物が欲しくなったり買いたくなったりしてしまうのです。

 

 前日に書いたリストを見ながら行動するようにしたら、余計な買い物もしたくなくなりました。(書いてあるとおりに行動するのは得意なのです)

 

 どうしても欲しいものは、誕生日や何かの記念日だけに買うようにしています。

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

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