アスペルガー症候群にまつわる体験談

幼稚園のころに色々対処してもらった

30代女性

 

 友人がアスペルがー症候群と診断されたそうです。保育園に通って集団生活をしてからその症状が顕著に現れたそうです。

 

 例えば、幼稚園でも年中さんにでもなればある程度座って話を聞いていられるのですが、その子は席をフラフラ立って歩いていたそうです。また、集団になじめず、一人で遊んでばかりいます。先生が気を使って、一緒に遊ぼうと声をかけてもはじめは一緒に遊ぶのですが、みんなと同じ事が出来ず、そのうち一人で別のことをしてしまうそうです。
 (=>発達障害の子どもにみられる行動

 

 まだ幼稚園の頃だったので私生活には支障はなかったのですが、集団生活になると、上手くなじめずにいました。

 

対策

 先生が気にして声をかけてくれたりして対処したそうです。

 

 例えば、一緒に遊べない場合は先生が「今こういう事をしているんだよ」と教えてあげてクラスのみんなとなじめるようにしてくれました。また、席を立とうとしたら、そのたびに声をかけてくれました。そうされていくうちに周りと徐々になじめるようになったそうです。

 

 家庭では親から具体的に物事を教えてもらったり、幼稚園で集団生活ができるように準備してもらったりしたそうです。わりと小さい頃に発見できたのでその子の特徴をつかんで親や先生が対処できたのが良かったと言っています。

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

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