アスペルガー症候群だと判明した
昔から人との会話がうまく噛み合わないという出来事が度々ありました。
学生時代はそれでも何とかなっていたのですが、社会人になった時に人とうまくコミュニケーションを取れないというのが想像以上に大変だということに気がついたのです。
自分ではどうにかしようと思うのですが、どうしてもその場ではうまく会話することが出来ないのです。
昔からこういったことは珍しくなかったのですが、学業においても運動においても特に問題が無かったので両親はそういう性格だということで割り切っていました。
しかし、自分では社会に出て他人と違うということを強く意識させられることが多くなって初めてそこでアスペルガー症候群というものがあるということを知りました。
他人の気持ちをうまく理解することが出来ないというアスペルガー症候群の特徴が、見事に自分にも当てはまったのです。
最初は自分が普通では無いということに悩んだりもしましたが、アスペルガー症候群は治療することも可能だということがわかってからは少し気が楽になりました。
それからは定期的に治療を受けるようになりました。まだまだ普通の人と同じにようにコミュニケーションを取れるわけではありませんが、以前よりもずっと気持ちの上では楽になることが出来ました。