アスペルガー症候群にまつわる体験談

息子がアスペルガー症候群と診断されました

 保育園の年長さんを持つ母です。年中の頃に保育士の先生に息子が他の子と少し違うかもしれないと言われました。私は、息子一人しか子供を知らないので、他の子と何が違うのかよくわかりませんでした。
(=>発達障害の子どもにみられる行動

 

 病院で診てもらうとアスペルガー症候群だと診断され、それが発達障害なのだとはじめて知り、とても困惑したことを覚えています。息子は集団行動が苦手だったり、大きな音を嫌がったりしていたのですが、それも個性なのだと今まで思っていたので、衝撃的でした。

 

 病院では、自閉症スペクトラム指数を出したり、体幹を調べたりするという検査をしました。私の息子は筋力が弱いと言われました。息子に発達障害があると言われ、息子の将来がとても不安になりましたが、カウンセラーさんや専門の方のお話を聞くうちに、この病気に対して知識が増えてきて、対処の仕方を知り、とても安心したことを覚えています。

 

 保育園には障害のある子や発達障害がある子が何人かいます。保育士の先生と何ができて何ができないのか、何に気をつけてもらいたいのかということを文章で書きだして、渡しました。お友達は優しい子ばかりで本当に助かっています。この先、困難なことは出てくるかもしれませんが、その都度、周りの方に理解してもらう努力をして、助けていただくようにしてもらうことは必要になると思います。

この体験談から学べること

発達障害の子を保育園で見てもらう際にしておいた方が良いことは?

保育士の先生に子供が何ができて何ができないのか、何に気をつけてもらいたいのかということを文章で書きだして渡しておく。

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

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