指示がないと動けない

 

指示がないと動けない

2013/03/24更新

 アスペな私は、基本的に指示がないと動けません。

 

理由には次のようなものがあると思います。

 

  • 想像力が弱いので、指示されたこと以外に対して考えが向かない。
  • 「変わること」への理解が足りないので、指示されてないことの存在すら感じない。

 

 例えばこんなことがありました。

 

 職場で私の隣のAさんが、トラブル対応でとても忙しくしていました。

 

 うちの会社では、一人ひとり会社を綺麗にする気持ちを持とうとのことで、社員が交代でゴミ捨てをすることになっていました。

 

 その日の前は私がゴミ捨て当番でした。

 

 そして、その日の当番はAさん。

 

 前回当番だった人には、今日の当番の人に、ゴミ捨てをするよう促す役目がありました。

 

 Aさんを見ると、涙目になりながら、電話をしたり、メールをしたり、それはそれは気の毒なほど忙しそうでした。

 

 (今の私だから、その状況が気の毒だと分かるのです、当時は分かりませんでした)

 

 そんな状況の中、私は「Aさんゴミ捨てよろしくお願いします。」と言い放ちます。

 

 Aさんは「そんなのしてる場合じゃない、大変なの」と声を荒げます。

 

 そんな声を背に私はスタスタと退社。

 

 普通の方なら、「ゴミ捨て代わりにやっておくよ」と言って、代わりにやってあげたりするでしょう。

 

 私にはそういった世間の常識や普通の方ならできる気配りなど、想像すらできないのです。

 

 信じられないかもしれませんが、そんな時、私には全く悪気はないのです。

 

 怠けているつもりはなく、本気で必要性を感じていませんでした。

 

 特に指示もありませんでした。

 

 そのため、動かなかったのです。

 

 あなたにはこんな症状ありませんか?

「アスペ」な大人への接し方

 アスペルガーの人は場の雰囲気に合わせた行動をすることが苦手で、そのため指示がないとどう動いて良いのか分からなくなるのです。

 

 アスペな私は指示がないと動けません。

 

 しかし、裏を返せば、指示があれば動けるということです。

 

 ただし、あれもこれもいっぺんに指示されると動けません。

 

 指示は1つずつ出してもらえると嬉しいです。

 

 できれば指示は文字や図で与えてもらうと、誤解が少なくて済みます。

 

 こちらの記事にあるような指示の仕方をしてもらえると助かります。

 

 →アスペルガーの人への適切な指示の仕方

 

指示がないと動けない

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援


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