アスペルガー症候群にまつわる体験談

彼氏がアスペルガー症候群です

 テレビでアスペルガー症候群という言葉を聞くようになって興味を持ち、何か胸騒ぎがして調べ始めたのが数年前。調べていくうちに私の彼氏がそうなのではないかと思い始めました。

 

 彼氏とは大学の趣味サークルで出会い、私が一目惚れして付き合いました。サークルでは他の人とはつるまずに、ただ1人でパソコンに向かって作業をする姿が多くみられました。

 

 恋人同士の関係に馴れてきたころ、私は彼氏に不思議な感覚を覚えました。まず、記憶力に長けていることが思い当たります。彼氏はお相撲さんや駅名等の名前を覚えるのが趣味らしく、会うたびにその記憶力を披露しては得意そうにしていました。数時間もその趣味のことばかり話すので、ほかの事をする時間が無くなってしまう事が多々ありました。

 

 私がせっかく会っているのだから何か別の事を楽しもうよと提案しても、途中で別の事に切り替えることが出来ないそうで、まず始めにやっていた事を完璧にやり遂げてから次に移るということが目立ちました。

 

 また、会話が続かず、私が動物のことについて話していても、彼の返事はこの駅にはこんな珍しいものがある、このお相撲さんにはこんな特技があると話がつながらず大変な思いをしました。言葉のキャッチボールが出来ないということもアスペルガー症候群に当てはまると気付いた時、私は彼氏を専門の病院へ連れて行くことを決心しました。今は予約して初診日を待っている状況です。=>アスペルガー症候群の大人が行く病院

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

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