アスペルガーと二次障害-睡眠障害

睡眠障害

 睡眠障害とは睡眠にまつわる様々な障害です。

 

 アスペルガー症候群の人は睡眠障害のうち、入眠障害や中途覚醒、早朝覚醒といった不眠症に陥りやすいです。

 

 アスペルガー症候群の人は日頃他人から非難を受けたり、落ち着いて過ごせなかったりするため、不眠症になってしまうことがあります。

 

 なかには子供の頃から不眠を抱えている人もいます。

 

 具体的な不眠症の症状には次のようなものがあります。

  • 布団に入ってもなかなか寝付けない…入眠障害
  • 夜中に目を覚ましてしまう…中途覚醒
  • 朝早く目が覚めてしまう…早朝覚醒
  • 睡眠時間のわりに眠った感じがしない…熟眠障害

 

アスペルガー 睡眠障害

 

 このような睡眠障害が続くと当然健康面に悪影響がでます。

 

 体調面の悪化から、さらにアスペルガー症候群の症状が強くなることもあります。

 

 睡眠障害があらわれるようなら、医師と相談しましょう。

 

 薬物治療が効果的ですが、効きすぎる人もいるため、量には十分注意し、医師の処方を守りましょう。

 

 また、本人が落ち着いて過ごせるように周りも配慮してあげる事が大切です。

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

page top