アスペルガーと二次障害-心身症

心身症

 

 心身症とは、ストレスや不安、悩みなどによって身体に様々な不調が現れる病気の総称です。

 

 胃潰瘍、過敏性腸症候群、緊張型頭痛などがあります。

 

 アスペルガー症候群の人は人間関係でトラブルを起こしやすく、その不安やストレスのために心身症が現れることがあります。

 

 過敏性腸症候群とは、潰瘍やポリープなどの病変がないのに下痢や便秘などの症状が現れるものです。

 

 出勤途中にお腹が痛くなって、遅刻や欠勤に繋がることもあります。

 

 仕事の不安が原因となって発症することが多い病気です。

 

アスペルガー 心身症

 

 緊張型頭痛とは、頭を強く締めつけられているように感じる頭痛です。

 

 ジワジワとした連続的な痛みを感じます。

 

 精神的なストレスが原因になることも多く、心理療法や認知行動療法が有効なこともあります。

 

 

アスペな大人 監修 精神科医 クラーヴァラ

「発達障害の特性→職場での不適合→ストレス→体の不調」は診察に来られる典型的なパターンです。
最初は内科に通っていたけど原因が見つからず、精神科に通いだすというケースも多いです。

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

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