社会不安障害
社会不安障害とは、社会から受けるストレスのために緊張や不安を覚え、日常生活に支障をきたしてしまうという精神疾患です。
アスペルガー症候群の人は社会不安障害の中でも対人緊張がよくあらわれます。
対人緊張とは人と接すると強い不安や緊張があらわれ、そのために人と接することを避けるようになってしまう症状です。
アスペルガー症候群の人はこれまでの対人関係の中で、周りから怒られたり自分はダメなんだと思い込んだりして、自己評価が非常に低くなっていることが少なくありません。
人と接して失敗するのではないかという不安が常につきまとい、人と接することを避けたり、酷くなると外に出るのさえ嫌になります。
このような引きこもりが続くと孤独の世界から抜け出せなくなり、生きる気力さえ失いかねません。
最悪の状態にならないうちに、医師に相談しましょう。