「アスペ」な大人

 

アスペルガー症候群は特性か個性か?

 アスペルガー症候群の人は「対人関係を築くことが困難」「行動の強いこだわり」といった特性が現れます。しかし、これは見方を変えれば個性とも言えるものです。特性と個性、この線引はどうやってできて、どう向き合えばいいのでしょうか。

 

 五感をはじめとしたさまざまな能力には個人差があります。アスペルガー症候群でしばしば取り沙汰されるコミュニケーションの問題はこの能力差から生まれるものです。この能力の差は人の個性ともいえます。個性の範囲なら、ちょっとした生活の工夫で円滑なコミュニケーションは可能です。

 

 しかし、アスペルガー症候群の人の場合はそう簡単にいきません。アスペルガー症候群の人がコミュニケーションをうまくとれないのは、脳の機能障害によって起こっている特性だからです。

 

 だからこそ、アスペルガー症候群を疑う人はしっかりした診断や検査が大切だといえます。仮にアスペルガー症候群だと分かったとしても落ちこむ必要はありません。むしろ、対策がとりやすくなったと前向きに考えられるようになるでしょう。

 

 その一方で診断をつけることにこだわりすぎてもいけません。診断がつくことで傷つき、自信をなくしてしまう人もいないわけではありません。何が何でも病院に連れて行くというのではなく、本人の心情、周りとの関係などを考えたうえで受診を決めましょう。
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