アスペルガーにおけるカウンセリングの重要性
アスペルガーの方は
「融通がきかない」
「同時に2つのことができない」
「スケジュール管理ができない」
などといった特徴があるため、仕事が上手にできません。
また、
「冗談が通じない」
「空気が読めない」
「興味のあることしか反応しない」
などといった特徴のせいで、日常会話もうまくいきません。
仕事でもプライベートでも、人間関係に疲れ切っているのです。
そんな悩みを周りはわかってくれません。
本人にとっては、これが何よりも辛いことなのです。
解決策として一番良いのは、症状について理解のある家族や友人がいることです。
話せる人がいれば、自分で問題に気づき、アドバイスを貰いながら対策を講じることもできます。
しかし残念ながら、周りに話せる人がいないという方がとても多いのです。
そんな人のためにカウンセラーは存在します。
アスペルガーを治療・改善していくにあたり、話を聞いてくれる人は必須。
仕事の悩みや日常生活の悩みを打ち明けることで、カウンセラーは経験や知識をもとに適切な助言を与えてくれます。
「大人の発達障害」を専門的に診てくれる医療機関ならカウンセラーが常駐しているところも多いです。
そうでなくても医師が必要と判断すれば、カウンセリングを紹介してくれるでしょう。
とにかく悩みを話すこと。それが治療への第一歩です。