アスペルガーと二次障害-社会不安障害

社会不安障害

 社会不安障害とは、社会から受けるストレスのために緊張や不安を覚え、日常生活に支障をきたしてしまうという精神疾患です。

 

 アスペルガー症候群の人は社会不安障害の中でも対人緊張がよくあらわれます。

 

 対人緊張とは人と接すると強い不安や緊張があらわれ、そのために人と接することを避けるようになってしまう症状です。

 

 アスペルガー症候群の人はこれまでの対人関係の中で、周りから怒られたり自分はダメなんだと思い込んだりして、自己評価が非常に低くなっていることが少なくありません。

 

 人と接して失敗するのではないかという不安が常につきまとい、人と接することを避けたり、酷くなると外に出るのさえ嫌になります。

 

 このような引きこもりが続くと孤独の世界から抜け出せなくなり、生きる気力さえ失いかねません。

 

 最悪の状態にならないうちに、医師に相談しましょう。

 

アスペルガー 社会不安障害

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

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