アスペルガーコラム

 

アスペは大人になってから気づくことも多い

2014/08/18更新

 アスペルガー症候群においては、子供の頃にはその症状に気づかなくて、大人になってから気づくというケースが多いです。

 

 なぜなら、アスペルガー症候群は知的障害や言葉の障害を伴わないからです。

 

 むしろ、学業に関しては標準以上であることも多くあります。

 

 このため、子供の頃はアスペルガー症候群だと気づきにくいのです。

 

 性格にちょっとワガママな面がみられても、成績優秀なので特に問題なく見られます。

 

 また、コミュニケーションの面においても、多少自己中心的な言動が目立ったとしても、子供だからと大目に見られたりもします。

 

 しかし、アスペルガー症候群に気づかないことが仇となり、「なぜか友だちができない」「なぜか周囲と行動が一緒にできない」といった”なぜか”を生み出すようになります。

 

 それが一層生きにくさを助長していくのです。

 

 症状に気づかれないアスペルガー症候群の子供は、悩みを抱えながら成長していくことになります。

 

 問題なのは大人になると、このアスペルガー症候群の特性が露呈していくことです。

 

 学校の成績が優秀なだけでは、仕事はうまくできません。

 

 スケジュール管理、コミュニケーション、場にふさわしい対応など、社会人として必要なスキルがなければ、仕事では通用しないことがよくあります。

 

 仕事以外でも家事や恋愛・結婚といった場面でも問題が現れます。

 

 このようなことから大人になってから専門医に行って、アスペルガー症候群と診断されるというケースが多くあります。

 

 私もそうでしたが、大人になってからも生きにくさを感じるようなら、専門の医療機関で診てもらうようにしましょう。

 

 それが解決の第一歩です。

 

アスペルガー 大人

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援


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