「アスペ」な大人

二次障害

 アスペルガー症候群の人が、その特性を調整できずに、ストレスや人間関係の悪化が進むと、さまざまな精神疾患を発症することがあります。

 

うつ病

 まわりから非難を浴び続けたり、失敗が続いたりして、落ち込みがどんどん悪化していくと、うつ病になってしまうこともあります。仕事に気力がなくなり、今まで好きだった趣味もやめてしまったりします。専門医に診てもらって、休養したり、薬や認知療法で改善します。
うつ病の診断、症状、原因、治療

 

強迫性障害

 アスペルガー症候群の特徴である”こだわり”が強くなると、強迫性障害に発展することがあります。強迫性障害になると、何度も確認しないと不安になり、その不安を取り除こうと繰り返し特定の行為をします。例えば、少しでも手に汚れが付いたと感じたら、手を30回洗わないと気がすまなくなったり、鍵をかけ忘れてないか何回も確認したりします。専門医に診てもらって、薬や行動療法などで治療します。
強迫性障害

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

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