アスペルガーコラム

アンディウォーホルはアスペルガー症候群?

 “ミスター・ポップアート”として世界中から尊敬を集めてきたアンディ・ウォーホル。

 

 生前の彼の逸話からアスペルガー症候群だったのではとの見解もあります。

 

  • ピカソが生涯で4000枚描いたことに対抗し、版画のシルクスクリーン(プリントゴッコのような方法)で作品を量産した。
  • 日記には家計簿のように”お金を何に使ったか”ばかり書いてある。
  • 有名な”丸めた札束”の絵は「あなたの好きな物を描いたら?」って言われたから描いた。
  • 古い映画を見て、「出演者はもう皆死んでいるんだと思うとぞっとする」などと評する。
  • 猫をたくさん買ってそのほとんどに同じ名前をつけている。(26匹中25匹がサムという名前)
  • 竜安寺の石庭の何も起こらない美しさに感動し、夕方から深夜まで8時間エンパイアステートビルが映ってるだけの映画「エンパイア」を撮った。また、寝ている人を映しているだけの「スリープ」という映画を撮った。

 

 さまざまな強いこだわりがみられます。

 

 ”丸めた札束”の逸話のように、人の言うことを真に受けてしまうことも多かったようです。

 

 特に同じことの繰り返しに価値を感じていたようです。

 

 テーマやに基づいて一連の作品を作る「連作」は、ウォーホルの特性から生まれたのかもしれませんね。

 

アスペルガー アンディ・ウォーホル

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

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 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

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