アスペルガーコラム

ネット依存症に陥ることも

 アスペルガー症候群を含む発達障害の人は、その特性によりネット依存症に陥りやすいという側面があります。

 

 自分の思っていることを上手く伝えられない、他人のことを理解できないという特性から、たびたび対人関係で問題を起こします。

 

 それでリアルのコミュニケーションではなく、ネットのコミュニケーションに楽しみを求めるようになります。

 

 アスペルガー症候群の人は、まわりの空気を読むことも苦手です。

 

 その点、ネットなら画面上の表示で状況やステータスがわかるので、比較的周囲に合わせることができます。

 

 さらに、ものごとへの異常なこだわりが、インターネットをやりつづけてしまう大きな要因になるのです。

 

アスペルガー ネット依存症

 

 もちろんネットそのものが悪ではありません。

 

 ただ、日常生活に支障をきたしてしまうほど、没頭してしまうなら問題です。

 

 生活改善を試みたり、医療機関などで相談してみたりするとよいでしょう。

”生きにくさ”を感じるようなら医療機関へ

 このサイトを見て自分もしくは配偶者や家族など、身近な人がアスペなのでは?と思う方がいるかもしれません。

 仕事や日常生活に支障をきたすほど”生きにくさ”を感じるようでしたら病院で診てもらいましょう。

 大切なのは自己判断しないことです。正確な診断は医療機関で行われます。
 =>【医師監修】アスペルガー症候群の大人が行く病院

 また、仕事が続かない、うまくできないといった悩みを抱えた方のために就労支援機関が設けられています。
 =>「アスペな大人」に向いている仕事や就労支援

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